子育て・教育部会による長井出張講座「河原の石ころ観察!」を開催しました。

11月18日(土) 10:00〜15:00、子育て・教育部会の子ども向け出張講座が行われました。

第3回目となるこの出張講座のテーマは「河原の石ころ観察!」。コロナ禍でずっと延び延びになっていた企画です。

長井市で10年以上前から行われている小学生を対象にした「土曜らんど」と「ふるさと長井会」の連携事業として開催されました。

講師は、子育て・教育部会の幹事でもある高橋 直樹氏。千葉県立中央博物館の環境教育研究科 上席研究員で地質学・岩石学を専門としています。

今回は、小中学生9名(兄妹含む)と保護者の方々が参加してくださいました。

当日の天気予報は雨。前夜も強風だったため、とても心配されましたが、集合時間にはなんとか晴れて!

成田の野川の河原での石ころ採取、そこから移動して舟場の最上川に移動しての石ころ採取では、お日さまも出てラッキー♪ 北西の空には大きな虹がかかり、みんなほとんど濡れることなく、楽しく石ころを拾ってくることができました。

石ころはどこから来るのか? 野川と最上川の河原では石ころの種類が違う!形や模様はなぜ違うの?

高橋せんせいの話を聞いたり質問したり…、新たな発見がたくさんあり、子ども達はもちろんオトナも夢中になって石ころを拾います。

午後からは市役所の市民交流ホールにて、拾ってきた石ころをカナヅチで割っての観察会。ゴーグルを付けて硬い石に挑むみんな。大きな掛け声が響き渡り、なんとも楽しい時間です。

割った石ころの層をルーペで観たり、高橋せんせいの説明を聴きながら、さらに深く石ころの面白さを学びました。

拾ってきた石ころに加え、高橋せんせいがお土産として持ってきた石ころもみんな大事そうに持ち帰り、講座は大好評のうちに終了しました。

「すべての石に名前とダイナミックなルーツがある!」by 高橋せんせい。

このメッセージは、子ども達のココロにしっかりと刻まれたに違いありません☆彡